アトピー完治への道 | 具体的な離脱方法

22. 具体的な離脱方法

長期間使用してきたステロイドを一気に切るのは無謀過ぎる。
ステロイド離脱は段階的に行うのがまっとうな方法。

■ステロイドの強度(ランク)を知ろう

ひとくちにステロイドと言っても、種類によりランク分けされています。
当然ですが、使用中のステロイドのランク(強さ)が分からないと前に進めません。
現在、自分のアトピーはどのランク(強さ)のステロイドで炎症を抑えきれるのか?

まず、最初にこれをチェックします。
ステロイドの名前が分からなかったり、ワセリンなどで薄めたものを使用して
いる場合は担当医に確認して下さい。

■効果的なステロイド離脱の方法

では、私流の離脱方法を紹介します。

私の経験上、ステロイドがもっとも効果的なのは塗り始めてから3日か4日。
ココから先はゆっくり効果が落ちてしまう。で、試すと分りますが、3日か4日
連続でステロイドを使った後、3日ほど間隔を空けると、再び効果は持続されます。
血管収縮反応が落ちないからでしょう。

つまり3,4日続けてステロイドを使ったら、3日間程度のインターバルを置いて
から、再びステロイドを使い始める。これが理想的な使い方になります。
実際、このような塗り方だと副作用は起きないでしょう。

しかし、これはあくまでひとつの目安として解釈して下さい。
何が何でも、この方法でなきゃダメと言う訳ではありませんから。
むしろ大切なのは、使う時はしっかり使って炎症を抑え切ってしまうことです。
勝手に塗る量を少なくしたり、意図的にランクの低いもので間に合わせたりすると、
結局、炎症が抑えきれないままダラダラと長期間使い続けることになりかねません。

残念ですが、このようなステロイドの使い方でアトピーを治せないままの人は本当に多い。

要するに、ステロイドは『炎症を抑える目的』で使います。
そう。『炎症を抑える目的』に特化するんです。いいんです。それで。
だって、ステロイドでアトピーを治そうとしているのではないですから。
ステロイドは方便として活用します。薬の「役割と限界」の話、憶えてます?
アトピーは生活習慣を改善する中で治すのですから、ステロイドは方便です。
なので、ステロイドにはしっかり炎症を抑えきってもらわないと困る。

と、ここまで書いて、「ステロイドは絶対使わない!」と言う過去の私の様な方。
また実際、今はステロイドを使っておられない方へのメッセージです。

嫌なら嫌で、無理してステロイドは使わなくても良いと思います。
アトピーは生活習慣を見直す中で治すのが一番ですから。
しかしながら、生活習慣の改善には継続が要求されます。根気が要るのです。
この点だけは肝に銘じておいて下さい。

■きめ細かい塗り方が効果的

さて、少し面倒ですが、軟膏は小まめに塗るのがコツです。

痒み(炎症)のある箇所をよく観察して下さい。
顔、首、肩、背中、お腹、腕、関節、手首、足と順番に見ると、それぞれ症状は均一
ではないですね。皮膚の赤み(炎症の度合い)も微妙に違うはずです。

均一でない症状に、均一の軟膏で対処するのは適切ではありません。
ココの部分は面倒がらずに、注意深く取り組んで下さいね。

さて、ここまでくると、後は自力でアトピーを克服するための取組みですね。

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