アトピー完治への道 | スキンケアの目的

28. スキンケアの目的

勝って兜の緒を締める。
アトピーに二度と逆戻りさせない。そのために大切なのは日々のケア。

■ 日々のケアに付いて

 

ここまで「胃腸の健全化」を中心に、生活習慣の改善に付いて書きました。
つまり快食・快便・快眠を続けることで、アトピー完治への道が開けると。
確かに、これでアトピー完治への道は開けます。しかしながら「治った!」と感じた後、
再びアトピーが悪化するケースは決してめずらしくありません。
そのため、ここではアトピーを二度と再発させないための日々のケアに触れてみます。

■ スキンケアの役割

さて世間には、それだけでアトピーが治るかのようなスキンケア商品が出回っていますが、
スキンケアだけでアトピーを治すことがいかに困難か、大体ご理解頂けると思います。
とは言うものの、私はスキンケアそのものを否定している訳ではありません。と言うか、
スキンケアは大切です。何に大切なのか?
大きく分けて、ふたつあります。

ひとつは、ステロイドを使わない間のケアです。
意図的にステロイドを使わない時、またステロイド無しで何とか過せる時、いずれの場合も
スキンケアは必要です。特に入浴後、乾燥した皮膚には水分補充による保湿が必須です。

もうひとつは、一度症状が良くなった後のケアです。
アトピーと言う病気は「もう治った!」と思っても、最低1年位は用心した方が懸命です。
そういう意味で、アトピーを再発させないためのスキンケアは欠かせません。

男性の方、ここ、誤解しないで下さいね。
「一生、スキンケアが必要」と言っている訳ではないですよ。アトピーが良くなっても
1年くらいは皮膚を保護しておいた方が無難と言っているのです。

さて、ここで私がアトピーの時に犯した間違いを紹介します。
当時、私はステロイドを使うのが嫌で、ステロイドに代わるローションやクリームを買い
求めていたのですが、当然、このようなスキンケア商品は存在しません。
そもそも目的が違うので当然の話ですが、ココ、今も勘違いされている方が多いので、
くどいようですが、念のため書きます。

ステロイドは皮膚の炎症を抑える為のもの。つまりクスリです。
一方、ローションやクリーム等、スキンケア商品に炎症を抑える力はありません。
よってスキンケア商品は「炎症が消えた後の皮膚のケア」に活用するのが本筋です。

■ 理想的なスキンケアとは

では、理想的なスキンケアとはどのようなものでしょう?

例えば保湿剤として、椿油、オリーブオイル、馬油、スクワランオイル等の民間薬がある
一方、健康保険収載の保湿剤ではワセリンやパスタロン、ヒルドイドソフト等があります。
非ステロイド系の軟膏では、アズノールや亜鉛華軟膏、サトウザルベがお馴染みですね。
また紫雲膏や太乙膏など、漢方の軟膏もあります。

これらの保湿剤、私も一通り使った経験があります。でも正直な所、使い勝手は良く
ありませんでした。「処方されたから仕方なく使っている」と言う感じ。
使い勝手が悪い理由としては、とにかくベタベタと下着に付着することが一番。
これだと入院中ならともかく、毎日仕事をしながら同時にアトピーも治さなくてはいけない
状況下では使えない。またベタベタはマシでも、臭いで使えない場合もありました。

では、これらの保湿剤がどうしてベタベタしたり、臭いがきつかったりするのか?
それは単純に「脂」を基材にしているからでしょう。

でもスキンケアする者にとって、顔がベタベタ光ったり、下着に臭いが染み付くのは困る。
で、出来るだけサッパリした使い心地で、「肌だけシットリ」と言う状態が好ましい訳です。
では、実際このようなスキンケアは可能なのでしょうか?

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