アトピー完治への道 | 改善と完治の違い

5. 改善と完治の違い -アトピーとの戦い方-

アトピーを治して分かったこと。
それは「改善」と「完治」では雲泥の差があると言う事実。
この両者を分ける決定的な要因は「自力」と「他力」の差かもしれない。

■結果オーライ自然消滅型アトピー

「結果オーライ自然消滅型アトピー」ってご存知ですか?
知らないですよね。そりゃそうです。だってコレ、私が勝手に付けた名前ですから。
でも、コレって意外と多いのですよ。つまり特別な事は何もしなくても、気が付けば勝手に
アトピーが消えていた。そんなパターン。

「小学校に入学したら治るからね。」とか「中学生になればきっと治るよ。」と言われて、
本当にアトピーが消えてしまう。ひと昔前、子供のアトピーはこのパターンが圧倒的に多かった。
(当然、今でもこのパターンは一定の割合で存在します。)

一方、成人型アトピーの場合はどうでしょう?

大人の場合、残念ながらこのパターンが成立する可能性は限りなく低いです。
逆に、ズルズルと悪化の道をたどるケースが多い。事実、私の場合もそうでした。

ところで、この「結果オーライ自然消滅型アトピー」には少し問題があります。

「何が問題なの?」「治りさえすれば良いじゃないの?」
「アトピーの痒みが消えれば、それで十分じゃないの?」

そんな風に楽観視していると、先々、思わぬ落とし穴が待ち構えていたりします。
何故なら、このタイプの治り方はどこまで行っても「結果オーライ」だから・・・
この点を把握しないまま喜んでいると、アトピーはシッペ返しが怖いです。

例えば、乳幼児のアトピーが小学生になって消えたとします。
実際、コレってよくあるケースです。中学入学と同時にアトピーが消える場合もあります。
ところがこれで喜んでいると、大学受験や就職を機にアトピーが再発することがあります。

で、こうなると話はちょっと厄介です。

何故なら、今度は「20歳になったら治るからね。」とか「30歳になったら治るよ。」
と言う訳にはいかないからです。

■自分で克服することの大切さ

「結果オーライ自然消滅型アトピー」の場合、どうして自分のアトピーが消えたのか、
その理由をキチンと把握できていません。それは「自然に消えた」と思っているので仕方
ないのですが、実は「結果オーライ自然消滅型」の最大の問題点がここにあります。

「何故アトピーになったのか?」
「どうしてアトピーが消えたのか?」
「どうしてアトピーが再発してしまったのか?」

ここをしっかり把握していない為、アトピーが再発した際、対処する術が分らないのです。
これは、カリスマ医師に治して貰ったアトピーも同じこと。彼らに診て貰えば症状は一時的に
改善しますし、その後の対処法もある程度は教えてくれます。

急場をしのぐ意味で、速やかに症状を改善させることは大切です。
しかし病院を離れて普通の生活に戻れば、改善した状態を維持する為にはやはり患者自身の
生活面でトータル的な力量が問われてしまいます。そしてアトピーを克服する本当の意味での
力量が患者側に備わっていないと、残念ながら症状は遅かれ早かれ元に戻ってしまいます。

一方、アトピーと言う病気の本質を自分なりに把握していると、仮に再発しても慌てなくてすみます。
それは、一方通行ではない自分自身の経験がベースにあるからです。

実は、アトピーを完治させる大切なポイントがここにあります。


■体感することの意味


アトピーを克服する過程で「体感すること」は想像以上に大切です。

例えば、生活習慣を改善している中で便通が良くなった場合、「ほ~」とか「なるほど~」
と言った体感を得る筈です。その際、この「ほ~」とか「なるほど~」と言う体感こそ、実は
大切なサインです。 何故なら、この体感を積み重ねることで、アトピーを完治させるための重要
な勘所やポイントを知ることができるようになるからです。つまり日常生活を送る上で、「これで
良いんだ」とか「これじゃダメだ」と言った判断基準が自然と身に付くようになります。

少し面倒に聞こえるかもしれませんね?

でも「アトピーを治す」って言うのは、結局そういうことだと思うのです。

改善と完治。選択肢は人それぞれでしょう。
でも同じ努力をするなら、完治への努力の方が報われる気がします。

<<< 4.アトピーのランク  6.目指すのは完治 >>>

↑ PAGE TOP